bar trea trea
繁華街の角地に建つ、雑居ビルのバーの内装計画である。全面ガラス張りという既存の環境を生かし、外に対してクローズドな環境をつくるのではなく、外部で起こる現象をインテリアまで引き込むことで、店内と街路との境界がひとつながりとなったオープンなバーを目指した。
ワンルームの空間の中にアクリルの雨が降るインナーテラスと、大きな傘の下の落ち着いた場所を設えた。インナーテラスではダーツなどを楽しみ、人々のアクティビティーが外に対して現れる。傘の下では雨宿りをするようにしっぽりとお酒を飲みながら会話を楽しむ。
街路から見ると店内には雨が降り注ぎ、大きな傘が人々を店内へと出迎える。
bar trea treaは、繁華街の雑踏に中で人々を受け入れる場所となる。
所在地 | 豊島区池袋 |
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用途 | バー |
規模 | 70sqm |
撮影 | 益永研司/Nacasa & Partners Inc. |